シーズン6 最終155位達成 有限サイクル構築with対面最強ポケモン

はじめに。

初めまして!rimoneと申します。まずはシーズン6に参加された皆様、お疲れ様でした。

この度はシーズン6にて最終155位を達成致しましたので、構築供養も兼ねて紹介させていただければと思います。

 

構築経緯

このルールは前シーズンからパオジアンやイーユイといった高火力アタッカーが台頭し、「受け」が成立しない場面が多いと感じました。

そこで受ける事ができるポケモン、受ける事が出来ないため、対面で突破するポケモンと2パターンに分けて立ち回ることを意識し、構築を作成することに決めました。

 

受ける事が出来ないポケモンの代表格である「パオジアン」

こちらが不利対面を作ってしまった時の圧力が凄まじく、交代しようにもヘイラッシャくらいしか引き先が考えられず電気テラスも考慮すると安定しません。また、ヘイラッシャは見えない身代わり持ちに隙を見せてしまう事が多く、あまり汎用性が高いようには感じられませんでした。(主がヘイラッシャを使うのが下手くそなだけです。)

 

そこで、タスキパオジアンは初手に出される事が多い事を利用し、とんぼがえりを覚える事で対面操作を行える「HBアーマーガア」を採用。

 

ここでお気づきの方もいると思いますが、この構築は「つららばりによる怯み」を諦めました。仮に怯んだとしても、後の立ち回りや相手の型次第ではもちろん捲る事も可能ですが、基本的に割り切りました。

怯まなかった時は必ず勝つ!という心意気でございます。

話がそれてしまいましたが、対面操作兼物理受けとしてHBアーマーガアを採用。

 

次にアーマーガアが隙を見せてしまう環境に多かった特殊アタッカー(サーフゴー、テツノドクガ、イーユイ)に後から受け出すことができる、

とつげきチョッキADディンルー」を採用。

 

この2体を軸にスイーパー役として「こだわりスカーフハバタクカミ」を採用。

 

この3体による基本選出が定まったのですが、環境終盤に数を増やしたカイリューサーフゴー(カイリューが竜舞型)に勝率が悪かったため、その2体に圧力をかける事ができる「こだわりハチマキガブリアス」を採用。

 

シーズン序盤に多かったチオンジェン入りの構築に悩まされていたため、アーマーガアをクッションにしながら展開することができる「こだわりメガネサーフゴー」を採用。

 

最後に積み展開構築にストッパーとして「エナジーブーストテツノツツミ」を採用。

これで構築が完成しました。個々のポケモンはパワーがありますが選出が非常に難しかったです。

 

単体解説

 

 

ハバタクカミ@こだわりスカーフ(妖)

h148 b156 c196 d4 s4 ひかえめ

ムーンフォース

シャドーボール

パワージェム

ほろびのうた

 

https://miruku8864.hatenablog.com/entry/2023/03/02/134535

ミルク様の調整そのまま採用させて頂きました。

スイーパーとしての性能がとても高く、アーマーガアとディンルーによるサイクルで疲弊したポケモンをお掃除してくれました。

アーマーガアのとんぼがえりでパオジアンのタスキを削った後に着地させて圧力をかける立ち回りが非常に強かったです。

また、耐久に努力値をある程度振っているため、珠パオジアンの非テラス不意打ちが最高乱数でも99.4%と撃ち合いも可能です。

環境に存在するハバタクカミの中ではブーストエナジーが1番目に多く、2番目に眼鏡と持ち物バレせず色々なポケモンの上から行動出来たのが最高でした。

選出率1位

 

 

アーマーガア@ゴツゴツメット(格闘)

H252b252 わんぱく

ボディプレス

とんぼがえり

ちょうはつ

はねやすめ

 

今シーズンで1番怯んだし、1番活躍してくれたポケモンです。

冒頭で説明させていただいた通り、パオジアンのタスキを削り対面操作が出来る点。ボディプレスとちょうはつ採用によりディンルーにある程度削りを入れながらも、ステロ展開を許さない点。クッション性能の高さ。といったあらゆる所が環境に刺さっていたと思います。(あくびしながら地割れ打つ誰かを絶対に許さない最強ポケモン

攻撃技はあまりにも貧しいですが、基本は対面操作の中継地点なので気になりませんでした。(ゴツゴツメットが実は本体…?)

選出率2位

 

 

ディンルー@とつげきチョッキ(毒)

A252d252 しんちょう

じしん

カタストロフィ

ベビーボンバー

しっぺがえし

 

意味わからないくらい硬いポケモンです。アーマーガアが苦手なポケモンにほぼ全て後出しから勝つことが出来ます。

勿論相手はあまりの硬さに交代するため、カタストロフィによるダメージでアドバンテージを取りながらサイクルする事がほとんどでした。

サイクルパーツとしても強いですし対面的な選出をした時にも腐らないので本当に強いです。(硬すぎて意味分かりません)

しっぺ返しの枠は改良の余地ありです。

毒テラスの採用理由はテラス前との相性補完、毒への耐性、どくびし回収役といった利点が多すぎるためです。

選出率3位

 

 

ガブリアス@こだわりハチマキ(鋼)

a 252 s252 ようき

じしん

げきりん

アイアンヘッド

ほのおのキバ

 

カイリューサーフゴーに圧がかかります。

不利対面にテラスを切りながら強引に立ち回る事がほとんどですが数的有利を取った時のアドバンテージがあまりにも高いため刺さっている時には積極的に選出していました。

自分が負ける時には相手のガブリアスが絡んでいる事が多く、実は今シーズン刺さっていた可能性があります。

選出率4位

 

 

サーフゴー@こだわりメガネ(ノーマル)

C252 s252 おくびょう

ゴールドラッシュ

シャドーボール

トリック

じこさいせい

 

構築に入れるだけで選出圧になる謎のポケモンです。おかげで構築単位で重いキノガッサが選出されにくかった様な気がします。

何故か変化技が効かないため、あくびや宿り木の種に対して着地した時のアドバンテージが凄まじいです。選出することは少なかったですが、選出した試合は十分に活躍してくれました。

ノーマルテラスは起死回生の一手として。

選出率6位

 

 

テツノツツミ@ブーストエナジー(氷)

c252s252 おくびょう

ハイドロポンプ

フリーズドライ

みがわり

アンコール

 

ウルガモス等の積み展開にアンコールで阻止。ガブリアスと一緒に選出することで詰めの一手になってくれました。アンコ択を利用したハイドロポンプも命中すれば強いです。

とはいっても択は択でしかないので「安定しないポケモン」が最終結論です。

氷テラスはこのポケモンにテラスを切らない!という強い思いから。(ゴーストテラなら…と何度思ったか)

 

 

選出

サイクル勝ち出来そうな構築に対して⇒アーマーガア、ディンルー、ハバタクカミ

 

ガブリアスが刺さっている場合⇒ガブリアス、アーマーガア、ハバタクカミ

 

対受けループ⇒ガブリアス 、サーフゴー、アーマーガア

 

積み展開構築⇒ガブリアス、テツノツツミ@1

 

 

と、書きましたが選出が本当に難しいです。使えば使うほど安定して勝てるようになる構築だと思いますので、このルールで遊べるのは6月いっぱいしかありませんが是非この構築を試してみて頂けると幸いです。

 

最後まで拙い文章でしたが読んで頂きありがとうございました。